Office 2010では、デジタル証明書の作成ツールのショートカットがスタートメニューにありましたが、Office 2013ではショートカットが作成されなくなったようです。マイクロソフトとしては、「自己証明書を使わないでね」という事なのかもしれませんね。
デジタル証明書作成ツールの実体は、selfsert.exeという実行ファイルですので、これをエクスプローラーから直接実行します。Office 2013をCドライブにインストールしている場合、
C:¥Program Files¥Microsoft Office 15¥root¥office15
というフォルダにあります。
※64Bit版のOSにOffice 2013 32Bit版をインストールしても、Program Files (x86)ではなくて、Program Filesにあります。
参照URL : Office2013のインストールオプションについて - マイクロソフト コミュニティ
Office 2013では、Office IMEが同梱されていませんので、Windows 7にOffice 2013をインストールした場合、日本語入力は、OS標準のMicrosoft IMEを使用することになります。
Windows 8に同梱されているIMEが、Office IME 2010よりも新しいというのが、Office 2013にIMEが同梱されなくなった理由のようです。
Windows 7のIMEは予測入力の機能が無く、少し機能が劣ると言って良いと思いますので、出来ればIME 2010を使用することをお奨めします。
IME 2010のダウンロードは、http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30390で可能です。OSが64Bit版でもOfficeが32Bit版であれば、32Bit版をダウンロード、インストールします。
Office 2010がインストール済みの環境にOffice 2013をインストールすると、IME 2010がそのまま使用可能です。
ちなみに、Windows 8の標準IMEは、IME2012となっていますので、IME 2010をインストールする必要はありません。
Office 2010 SP2のインストーラーパッケージをhttp://support.microsoft.com/kb/2687455/jaからダウンロード。
32Bit版の場合、officesp2010-kb2687455-fullfile-x86-ja-jp.exeをダウンロードします。このexeファイルを実行すれば、SP2がインストールされます。
Office 2010のインストールDVDにSP2を統合するには、以下のような作業を実施すれば可能です。
- Office 2010インストールDVDをコピーします。(例:E:¥office2010にコピー)
- officesp2010-kb2687455-fullfile-x86-ja-jp.exeをE:¥に保存(コピー)します。
- SP2のインストーラーパッケージを解凍するフォルダを作成します。(例:E:¥office2010sp2)
- コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリをE:¥に変更します。
- 以下のコマンドを実行します。
officesp2010-kb2687455-fullfile-x86-ja-jp.exe /extract:e:¥office2010sp2
- e:¥office2010sp2内の全ファイルをE:¥office2010¥Updatesフォルダにコピーします。
- E:¥office2010をDVDに焼くか、ネットワークの共有フォルダーなどに保存します。
Office 2013が出ているせいでしょうか、Office 2010 SP2が公開されても話題にはならないようです・・・。
http://support.microsoft.com/kb/2687455
一応、窓の杜では取り上げられているようですが・・・。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20130724_608831.html
SP2がリリースされたら、SP1のサポートが1年後に切れますので、企業のIT担当の皆さん、アップデートの準備をしておきましょう。
私にも、Office 2010 SP2展開のお仕事が、まわってくるんだろうなぁ・・・(^^;。
Microsoft Office 2010のExcelやWord等でマクロを使用する際には、Officeのツールで証明書を作成する必要があります。その方法は、VBAプロジェクトのデジタル証明書(スタート→すべてのプログラム→Microsoft Office→Microsoft Office 2010 ツール)を起動し、名前を入力して[OK]ボタンをクリックするだけですので、非常に簡単です。
この証明書を削除することは、あまりないかもしれませんが、間違って作成してしまったりして、削除したい場合には、以下の手順で削除が可能です。
テストでOffice 2010 SP1のインストール、アンインストールを繰り返していると、インストールが出来なくなってしまいました。
OSは、Windows 7でそれなりにカスタマイズしていますので、環境によるものなのかもしれませんが、Officeのサービスパックをアンインストールしたり、インストールしたりという事は、あまり繰り返さない方が良さそうです。
テスト環境なので、リカバリーをしてクリーンな状態にするのは簡単ですが、試しにOffice 2010を再インストールし、SP1をインストールという手順をふむと、正常にインストールが出来ました。
Office 2010 SP1がインストールできないという場合、Office 2010の再インストールを試してみると良いかもしれません。
Outlook 2010でメールに添付されたファイルを保存する時に、ドキュメントフォルダが保存先として表示されます。
ドキュメントフォルダに保存しておけば、Windowsの検索対象になりますし、Windowsバックアップでもバックアップ対象に含まれるので、何かと都合が良いだろうという事なんだと思います。
ドキュメントフォルダではなく、別の場所に保存するから手間がかかるという人も居るようなので、別のフォルダを表示させる方法を調べてみました。
マイクロソフトのサポート情報を検索すると、Outlook 2003 および Outlook 2007 で電子メール メッセージと添付ファイルが保存されるフォルダを変更する方法という情報は見つかりましたが、Outlook 2010での情報がありませんでした。でも、設定するレジストリのキー名が、Outlook 2003とOutlook 2007では、バージョンナンバー以外の部分は共通のようですので、Outlook 2010用に読み替えれば出来そうな気がしました。
URBANO AFFAREでメール着信履歴を見た時に、9時間ずれて表示されるケースがあります。
Exchange Server 2010から送信されたメールが該当するので、Exchange Server 2010 から送信した外部へのメッセージの Date フィールドが +0000 で表記される事が影響しているようです。
メールの受信ボックスを表示させた場合は、時刻がきちんと表示されるので、着信履歴ではDateにある時刻をそのまま表示させているようです。
auのお客様センターに電話し、URBANO AFFARE担当と話をさせていただきました結果、
- そういった問い合わせは、今までにない。
- 現状、仕様としてどうすることもできない。
という事でした。
とりあえず、こういった事象があるという事を報告してくれるそうなので、そのうち修正されてくれると良いのですが・・・。
Office 365もExchange Server 2010を使用しているので、今回の現象が発生します。
Outlook 2010でMicrosoft Exchangeサーバーに接続して使用している場合、削除済みのアイテムを復元することができます。
私が使用しているOffice 365もMicrosoft Exchangeサーバーですので、この機能が利用可能です。Exchangeでのデフォルト設定では、削除してから14日間のアイテムが復元可能です。
なお、Exchangeサーバー側で機能が無効になっていると復元不可能です。
Outlookは、exeファイルやbatファイルなどのファイルがメールに添付されていると、開いたり保存できないようにブロックするようになっています。
メールに添付して送信する場合には、zipファイルなどにしてしてから添付する必要があります。
圧縮する手間が面倒なので、ファイル名を変更して送信することが多いです・・・。
【参照URL】
http://www.microsoft.com/japan/office/ork/2003/three/ch12/OutG07.htm (Outlook 2003)
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA001229952.aspx (Outlook 2007)
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA010354417.aspx (Outlook 2010)
Outlook 2003とOutlook 2010では、ブロックされている拡張子が若干違う(増えている)ようです。
Exchangeサーバーで設定を変更するか、クライアント(パソコン)で設定を変更するとブロックされないようになります。
【参照URL】
http://support.microsoft.com/kb/829982
ブロックを解除するのは、セキュリティ上のリスクを考えるとあまりお奨めできないと思います。